ワキガを含めた体のにおいの予防の第一歩

ワキガ

 

ワキガについて

体の臭いのなかにも、若い時分からとくに気になる匂いを発するのが「ワキガ」ではないでしょうか?ワキガと一口に言いましても、ごく弱い匂いのものから、少し離れていてもわかってしまうほど強い匂いのものまで、程度はいろいろです。

 

この匂いの程度というのは、「アポクリン腺」と呼ばれる組織の大きさや、数に比例してのことなのです。アポクリン腺を簡単に説明するとすれば、真皮の下に存在している直径2〜3ミリメートルの球状のつぶつぶで、毛穴に向かって開いています。

 

通常、このアポクリン腺は、我々日本人の場合、一平方cmあたりひとつ程度であるのですが、ワキガ(耳の中にもアポクリン腺があり、耳垢を調べることでワキガの有無がわかると考えられています)のかたは、その量が多いになっているでしょう。

 

その方の側へ行くと、明らかにワキガだとわかるくらいの匂いを発している場合、アポクリン腺は50個くらい密集やっていると考えてください。最悪、手術で取ってしまうという方法もあるでしょうが、実のところ、脇から分泌される汗そのものが匂いを発しているわけではありません。

 

多くのかたは、脇の汗がワキガの匂いだと思っているようですが、それは誤解でして、分泌されたあとに皮膚の表面に存在している常在菌によって分解されることで、あの匂いになるのだそうです。ですから、ワキガのかたであっても、予防することが全くできないというわけではありません。

 

但し、雑菌類は、皮膚の表面が酸性の時よりもアルカリ性の時のほうが繁殖しやすいといった性質を持っているんです。通常の皮膚というのは、弱酸性を維持しているのですが、汗をかいたりしますとアルカリ性に傾きますから、雑菌が繁殖しやすい環境になるわけですね。

 

このような理由から、汗をかくと「汗臭い匂い」を発することをなるわけですね。ということは、皮膚がアルカリ性にならないようにすることがワキガを含めた体のにおいの予防の第一歩ということにもなると思います。

 

 

自分で体臭を確認する

ご自分がどれくらいの体臭を発しているのか、そして、それはどのような匂いであるのか・・・それを、他の人が感じるのとまったく同じように知ることは、ほぼ不可能ではありますが、それに近い匂いを感じることは可能です。その匂いの程度により、どの程度の予防をすればいいのかも、だいたいの見当がつきますから、体のにおいを気にしていらっしゃるかたには、是非やってみていただきたいと思います。

 

まず、他人が感じるご自分の体臭にもっとも近い匂いを発していると言われているのが、耳の後ろ側の髪の生え際あたりです。ですから、髪の毛をシャンプーした直後ではなく、しばらく経ってからこの耳の後ろの生え際あたりをご自分の手でこすり、すぐに匂いを嗅いでみてください。もちろんこれは、他の余計な匂いがしていないお部屋でやってみてください。

 

他に、背中の上部、首の付け根の真ん中あたりもご自分の体臭を嗅いだりことが可能な部分と言われています。同じように、その部分を手で擦ってからすぐに匂いを嗅いでみましょう。どうですか?何かの嫌な匂いがしましたか?

 

この部分は、体臭は体臭でもとくに加齢臭と言われる匂いが強くでてくる部分でもあるはずです。とすれば、中年以降のかたがチェックするべき部分でってありますよね。とくにこれといった匂いがしなければ、あなたは気にするほど体臭は強くないでしょう。なんらかの嫌な匂いがしたというかたは、さっそく予防に取り掛かった方が良いですね。