多汗症の超音波治療と超音波吸引

多汗症

 

多汗症の超音波治療

多汗症の治療は、患者さんの希望や、目的、症状に合った治療方法を選んで行われています。精神面の治療を施す方法や、手術のほかにも、超音波での治療するケースもあるでしょう。

 

超音波で、どんな風に多汗症を治療するのかと言いますと、超音波の振動を、皮膚に当てていくだけという、ごく簡単な方法になります。これは、皮下組織全体に超音波を当てて行くことで、エクリン汗腺や、アポクリン汗腺が破壊されるのです。

 

これらの汗腺ですが、多汗症の原因となっているものが、エクリン汗腺であり、ワキガの原因になっているものが、アポクリン汗腺です。特にアポクリン汗腺は、強い臭いを出す汗腺です。

 

これらを、両方、同時に破壊する事で、汗を抑えて臭いも抑える事ができると思います。超音波の振動というものは、勿論、目には見えませんが、体の中に届いて、色々な効果を出します。

 

汗腺に超音波を当てるというこの治療ですが、血管や神経にも当たるということで、不安に思う事が多い方が多いと思います。

 

そうはいっても、周波数を調整する事で、他の組織には影響を与えず、傷つける事が無く、汗腺だけ治療する事が出来るのです。汗腺だけを破壊するよう超音波の周波数を合わせて行う治療ですから、安心して受けることができるでしょう。

 

多汗症の治療で、この超音波を利用する人法だからって、最大の利点と言えば、なんと言っても、短時間の施術ということになりますね。それに、メスを入れないため、出血もなく、傷も残らないので、とても手軽な治療方法だと思います。

 

 

超音波を当てても、痛みを感じありませんから、多汗症治療に対しての不安もなく、安心して受けられるでしょう。そして、超音波を使った多汗症治療には、超音波吸引という、もうひとつの方法があります。これは、色んなところに出る多汗症の中でも、わきの下の多汗症の方に向いている方法です。

 

先ほど、ご紹介した、超音波の周波数を調整して、該当箇所に当てる治療法とは畭なり、この場合には、わずかそうはいってもメスを入れます。一部を切開して、超音波で汗腺を破壊し、その破壊した汗腺を、吸引するといった治療方法です。

 

通常、行われている吸引治療よりも、この方法ですと、除去の確率がかなりアップされるので効果的です。従来も吸引方法がありましたが、汗腺は、取り除きづらい真皮の浅いところにあり、これが除去しにくい理由でした。

 

ですが、多汗症やワキガの原因となっている、アポクリン汗腺や、エクリン汗腺が、今の超音波吸引で、より確実に破壊、吸引出来るようになっていますよね。

 

皮膚にメスを入れますが、直径数ミリ程度の穴です。皮膚の下に細い管を挿入して、超音波を発生する器具をつなげ、皮下脂肪層から真皮にかけて存在している、アポクリン汗腺と、それよりも浅い部分にあるエクリン汗腺を同時に超音波で破壊します。

 

破壊により、皮下脂肪層を乳化させて、それらを吸引していく方法になります。これによって、大きな傷跡が残る訳ではありませんので、メスを入れると表現しても、肉体的なダメージが少ない施術です。術後の合併症も起きにくい施術であることから、後遺症の不安もほとんどないのです。

 

 

超音波吸引は、合併症や後遺症もない治療方法なのですが、超音波が強すぎたり、吸引の仕方が強すぎたりすると、皮膚にもダメージを与えてしまいますよね。もし、この治療方法を受けたいのでしたら、経験豊富な医師にお願いしたほうがいいでしょう。

 

また、吸引法と同じで、アポクリン汗腺、エクリン汗腺が、すべて完全に消滅すると言った事ではありません。多汗症が再発する場合もあるのですし、ワキガ臭がその後に残ることもあります。切除してより一層の効果を求める方ならね、メスをもっと大きく入れることになりますが、吸引よりも切除手術の方が効果的だと思います。

 

多汗症やワキガは、どの程度、改善したいのかという本人の要望に合わせて行うことが多いので、より大きな効果を求めている方は手術に踏み切るだといわれているのです。

 

超音波吸引でも、からだの一部を切開する必要があるため、当然ながら、麻酔も使用しますし、痛みも伴うでしょう。これは医療行為ですから、そのための病院選びも大事ですね。

 

信頼のできる病院を選ぶこと、また、プロの人のドクターを探すことなどが、まずは、重要となってくるでしょう。多汗症の治療には、自分の体を任せられるような、医師を探すことが先決となりますね。

 

超音波を使用した多汗症治療について、ご紹介してきましたが、実施する前には、医師の説明をきちんと受けましょう。治療をうける本人も、多汗症に関して、また、その治療について正確な情報を持っておくことも重要になってきます。