糖尿病の中で一番恐ろしい合併症は?

糖尿病

 

糖尿病の合併症

糖尿病は、初期の段階では特に自覚出来るような症状も見られませんが、治療を受けずにますます経過してしまうと、やがて、いろいろな合併症が起こるのです。最悪なケースでは、そのために死亡する方もいらっしゃるようです。

 

また、死亡にはいたらないにしろ、一般的な生活ができなくなったり、社会活動ができなくなったりする方もいらっしゃいます。ですので、糖尿病を甘く見ず、きちんと、治療を受けることが重要です。きちんと、治療をしていれば、悪化せずに、合併症も起こらないで済む方も多いんですし、合併症が出たとしても、それが悪化せずに済みます。

 

糖尿病の中で、一番、恐ろしい合併症と言えば、糖尿病性昏睡です。高血糖の状態が続くと、昏睡状態に陥る可能性もありますが、これは、1型糖尿病の方ですと、インスリンの量を急激に減らした際や、中止した際に起こります。

 

1型糖尿病の方は、インスリンが分泌されにくいので、インスリン治療を受けている方が多いですが、そのインスリンの量は、血糖値の変化などを見て、医師がそれぞれに合った量を指示しています。

 

このインスリン(血糖値を下げる効果があるので、糖尿病の治療によく使われます)の量を、自分で勝手に減らしたり、勝手な判断で、中止したり、そうなってしまうと、勿論、血糖値が高くなります。

 

また、2型糖尿病の方では、病気が進行してしまい、インスリンが出なくなったり、インスリンの働きが悪くなったりした時に、糖尿病性昏睡が起こります。ある程度、普段から、体の中でインスリンの分泌があるのは、2型糖尿病の方の特徴になります。

 

 

2型の糖尿患者だったとしても、病状がすすんでしまうと、インスリン(分泌量が不足すると、糖尿病になってしまうでしょう)の分泌量が減る可能性があるでしょう。また、体がインスリンへの抵抗性を持ってしまって、抵抗性が高くなることで、血糖も高くなるケースがあります。

 

体内のこのようなインスリン不足状態に加え、風邪などの病気をしたり、暴飲暴食をしたり、ストレスがたまったりして、血糖が著しく高くなると、意識を失いるかもしれませんね。これが糖尿病性昏睡です。人間は、風邪を引いたり、ストレスが与えられたりすると、それらに対抗するので、エネルギーが必要となります。

 

エネルギーが必要になった体は、肝臓を働かせて、糖を作って、血糖値を上げようとします。こうして、血糖値が高くなり、元気になろうとしているのです。これは、もともと体の持つ、自分で自分を治療しようとする自然な反応です。

 

糖尿病を治療中で、インスリンが足りない状況だとしても、血糖は上がろうとしています。ですから、糖尿病の方では、糖がますます溜まっていく高血糖の事態に陥るですよね。インスリンが見つかってから、意識を失うといった、この合併症は激減しているのです。

 

糖尿病性昏睡が減少しきた代わりに増えてきた合併症が、血管合併症です。この病気は、割と、大きな動脈に対して起こる、みなさんもよくご存知の病気の動脈硬化と、細い動脈に起こる、細小血管症があるはずです。

 

血管病変は、目の病気になって出てきたり、心臓病になったり、高血圧になったり、腎症になったりします。
また、神経障害や、皮膚病です。